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砂糖は怖い!

三寒四温の今日この頃、体調など崩しておられないでしょうか?

 

今回は院長の山口が担当いたします。

 

さて、今回のテーマは「砂糖」です。

 

砂糖の害は、最近も良く、情報が出回っているので知っている方々も多いと思います。

 

じゃあ、何が一体いけないのかを簡潔(沢山あって、まとめにくいのですが・・・)にまとめてみましょう。

 

①多糖類ではないため、血糖値の急上昇と急降下を頻繁に起こし、色んな病気を引き起こし易い

そもそも、砂糖があまり良くないのは、多糖類ではなく、ショ糖と呼ばれる糖類からできており、それらは、すぐに分解出来て、血液中に入ります。

甘い物を口にすると、血糖値が一時的にあがります。疲れがすっと取れるのもそのせいです。

しかし、大量に短時間で摂取してしまうと、上がりすぎてしまうので、今度は体は、それを下げようとしすい臓からインショリンと言う物質が出て血糖値を正常に戻します。

ただ、これを頻繁に繰り返すとすい臓は弱りますので。糖尿病に罹りやすくなります。

これは、少し言い過ぎかも知れませんが、様々な病気になるといわれます。

口の中で主な症状として、知覚過敏、口内炎、虫歯、などです。

 

②ビタミンやミネラル等の微量栄養素を失った酸性食品

血液を酸性にしてしまい、腸内の細菌層を変化させてしまうため、感染症や、うつ、記憶障害、集中力散漫になり易くなります。当然、免疫力が下がるので、疲労を感じ易くなったり、かぜをひきやすくなったりします。

 

③中毒性があり、常習性がある

血糖値を急激に上げると、脳の中から、セロトニンという快楽物質が出ます、他にも、エンドルフィンといった、脳内モルヒネが放出され、幸せな気分に浸れます。

子供が大きな声で泣いていても、甘いものや、ジュースを与えると、すぐに泣き止みますよね?

まさにあれがその現象です。そこで、我慢させずに与え続けると・・・当然子供たちは、虫歯にも罹りやすくなりますし、かぜも引き易くなります。

 

④ビタミンBグループが欠乏する

糖類は、体内で分解されるにはビタミンBグループが必要になります。

ですから、摂りすぎてしまうと、欠乏症になり、脳細胞が正常に反応出来なくなります。

その結果、判断力が鈍ったり、人とのコミュニケーションがうまく取れなかったりします。

最近は、変な事件が多いですが、もしかしたら、こういった食生活が起因してるのかもしれません。

 

ただ、砂糖自体にも問題はあるのですが、とりすぎが1番いけません。

 

現代の食事は、知らず知らずのうちに、砂糖を沢山摂ってしまっています。

 

例えば、以下に示すものは良く口にするのではないかと思える物です。

角砂糖1つ(4g)として、これだけの量が入っている現実です。

砂糖6

 

 

左から順番に多くなっていますがどれも、スーパーや、コンビにで良く見る飲み物ですよね?

紅茶花伝は、32g

ポカリは、36g

コーラは、60g

ファンタは、64g

 

です。 ああー怖^^;

 

砂糖2

 

スターバックスのモカフラペチーノ、グランデ(450g)で、47g

 

砂糖3

 

オレオ、6枚入りで、

23g 1枚で4g弱

 

砂糖4

 

スニッカーズは1番右の物が日本では良く見かけませが、これ1本で、30g

 

砂糖5

 

ハーゲンダッツのバニラ、424g入りのもので、84g

 

砂糖1

 

これは、マクドナルドのチョコレートシェイク。

アメリカのラージサイズですが、110g・・・--;これはやりすぎですね・・・。

日本のMサイズで丁度半分ですから、55g

 

どうでしょうか?

このほかにも、ドレッシング、マヨネーズ、ケチャップ、ソースにも当然入っていますし、

お酒の中でも、梅酒やビール、缶チューハイにも入っています。

 

つい最近、WHOが、砂糖の1日の摂取量の基準になる数字を出しました。

基本的には砂糖などの糖類は、1日の摂取カロリーの5%未満に抑えるように呼びかけています。

sugar

 

記事をそのまま引用しますと以下のようになります。

「遊離糖類、なかでも砂糖で甘くした飲料に含まれるものの摂取が総エネルギー摂取量の増加を引き起こし、不健康な食生活、体重増加、非伝染性疾患のリスク増につながるのではとの懸念が高まっている」とWHOは声明で述べた。特に懸念されているのが、糖分の摂取による虫歯の世界的な増加だ。

平均的な大人の場合、総摂取カロリーの5%に相当する砂糖は25グラム。ティースプーン6杯分だ。これは一般的な炭酸飲料1缶分に含まれている砂糖(約40グラム)よりも少ない。

WHOの指針は、蜂蜜や果汁などに自然に含まれる糖分と食品に添加される糖分が対象。生の果物などに含まれるものは計算に入っていない。

WHOのウェブサイトによれば「摂取される糖分の大半は、菓子とは普通見なされないような加工食品に『隠されて』いる」という。

たとえば冷凍ピザやパンやスープ、マヨネーズにも砂糖などの糖分は使われている。食品に含まれる脂肪の量に対する消費者の意識が高まり、食品メーカーは脂肪含有量の低い製品を作るようになった。その際、足りなくなった風味を補うために砂糖が使われることも少なくない。

 

ここで注目して頂きたいのは、25gと言う数字です。

写真の中の物で、それをクリアーしているのはギリギリオレオのみ・・・。

しかも、これは、6枚入りですから、当然それ以上食べると軽くオーバーします。

 

このように、世界的にも、砂糖の害は訴えられていますので、皆さんしっかり注意して

、くれぐれも、甘い誘惑に負けないようにして下さいね。

 

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